最近、新発想の毛穴ケアが次々出ていますね。やはり毛穴レス肌は女性の憧れ…ということでなんとかしようと悩んでいる人が多いということでしょうか。何年か前に「いちご鼻」という衝撃的な言葉が登場しましたしね。初めて目にしたときは、言い得て妙だけど、ショッキングでした。
毛穴の目立たない毛穴レス美肌を目指すには、2つのことを同時に実現する必要があるそうで。1つは、汚れを落とすこと。2つ目は保湿。
毛穴の黒ずみの原因は、落としきれなかったメイクや、過剰に分泌された皮脂。これらがいつのまにか毛穴に溜まって詰まってしまうのだそうです。これに対して、開き毛穴の原因は乾燥。そういえば、うるもち肌では毛穴って目立たないかも。つまり、毛穴レス美肌を目指すには、メイクなどの汚れをきっちり落としつつ、十分に保湿をすることなんだそうです。
とはいえこれってけっこう難しい。あまりに洗浄力の高いものを使うとメイクだけでなく、お肌の潤いのもととなる美肌菌など、美肌作りの要素となるものまで落としてしまうので、余計に乾燥肌になってしまって毛穴が目立つ羽目になりかねない。保湿しながら汚れを落とすという課題をどうクリアするかが問題です。
そこで最近開発されたのが、洗剤を強力にするのではなく、汚れや油を吸着する力のある炭や泥(クレイ)を配合して、その吸着力で汚れを落とそうというクレンジング(せっけん)と、詰まっている角栓をまず酵素で分解して落としやすくしようというスプレー。
前者は、せっけんを強力にしすぎるとお肌から必要なものまで洗い流してしまうので、そうではなく、多孔質である炭を利用してその穴に汚れをキャッチしてもらうという発想。クレイはエステでもパック使われる保湿効果が。
後者は、角栓が大きいままどうにかしようとするから難しいのであって、だったらまず毛穴に詰まっている状態で分解してしまえば出しやすくなるという発想。さらに、スプレーに他の有効成分も配合して保湿にも考慮。
両方とも、洗剤の洗浄力を強力にして何もかもを肌から剥がしてしまうのではなく、新発想ですよね。お肌をどう守りつつ、一方で毛穴レス美肌を作るには…と考えた結果なんでしょうね。
参考サイト:毛穴ケア